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こんな症状のある方
精神科、心療内科でみられる症状です。病名ごとではなく、実際によく聞かれるお困りの症状を挙げてみます。
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対象疾患
気分障害(うつ病、双極性障害)が精神科診断の中でも特に重要と考えています。気分障害には`気分`(=大まかに憂うつさ・高揚感、活動性の高さ・低さと考えてください)の問題だけでなくその他のあらゆる精神症状(幻覚妄想、不安、パニック、強迫症状、多動、衝動的な行動など)が起こり得ます。
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気分障害について
近年精神科では、日々新しい疾患の捉え方、治療法が見出されてきています。精神科というとまず浮かんでくる「うつ」ですが、この「うつ」が何なのかというところまで、きちんと診断しないと「治療にはしっかり取り組んでいる」、「性格を変えようと頑張っている」のに、良くならないということになりかねません。
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認知症について
認知症は高齢になるにしたがって増加し、超高齢社会の日本では約460万人(65歳以上の高齢者の約15%)が認知症を患っているとされています。今後も高齢化が進み認知症の人は増えていくことが予想されています。